よく見ればヌートリア

自分用の記録

6.27「こちらトゥルーロマンス株式会社」(ニコルソンズオンライン劇場)

 

記念すべき10回目の公演!おめでとうございます!
5月から毎週欠かさず上演してくれて、ずっとずっと楽しい新人研修!楽しみなことをちゃんと楽しめる機会が減ってしまった今、ほんとに毎週の楽しみになっている。ありがとうございますと言う気持ちしかない。
そんな10回目の公演!今日も元気で明るく楽しくカオス!(標語)

 

 


平松係長/田中慎也さん
田中さん平松係長、最初の登場時がめちゃ楽しみ。先週も笑ったけどまた笑ってしまった〜下から現れるのほんとにお茶目。遊び心があってかわいい!
蒸し暑くなってきましたね〜とか、熱中症に気をつけて!とか言ってくれるのも嬉しいな〜。決まった形を演じてるんじゃなく、画面の向こうのわたしたちのことを意識して気にかけてくれてる気がするの。嬉しい。お芝居だからそりゃそうなのかもしれないけど、でもこう言う細かい一言で繋がってる!って気持ちになれるのほんとに凄い。ありがとうございますと言う気持ち。
田中さん平松係長のふとした表情がツボにハマってしまうとは何度も書きましたが、今日は最初の溜息のシーンの表情で笑ってしまった。なんでも吸い込めそう(吐いてるんだけど)。あそこ、みんなが全く平松係長を意識してないから余計に笑ってしまうんだよね。平松係長、気づいて欲しいしほんとは引き留めてほしいのかな?って思うとどうしようもなく愛しくなってしまうな…。
田中さん平松係長は自分が爆発すると言うよりも、他の人に対する反応が凄く面白くて好き。沢田さんに対する「醜い!!」とか、地味に酷くてめちゃくちゃ笑った。
関西弁の流れも、サングラスかけてヤのつく自由業風味だけど、やっぱちょっと優しげに見えて…しかし我々は鉄砲玉。でも平松係長、我々が鉄砲玉になっても守ってくれそう。いざと言う時は漢気溢れる。信頼感が凄い。

 


大黒課長/へんみのぶあきさん
へんみさん大黒課長、やはりかっこいい。スマートで、管理職になる前はそりゃもうバリバリ仕事してブイブイ言わせてそう。それがスマートながら圧の強い感じによく現れている気がする。好き。
山根さんとのシーンの後、「俺は今まで逃げたことなんて一度もないんだよ…」ってめちゃくちゃかっこよく言って、スッ…と去っていくのすっっっごいかっこよかった!その前の流れとのギャップ!だってなんと言っても今日の大黒課長もバブタイプ!!!!絶妙に恥じらいがありながら、でも思いきったバブ、よかったな…色んなバブがある。そしてかっこよくキメた大黒課長であればあるほど輝くあの流れ。
関西弁の下り、やっぱりVシネ感が強すぎて…!笑
色の薄いサングラスをかけたらもう、完全に仁義の世界。任侠。あの大黒課長なら関西の案件、絶対成功すると思うんだよな…稲垣さん、安心してください。
きっちゃてんでガブ飲みさせたる!も笑ってしまった。きっちゃてん…。そしてガブ飲みと言うパワーかつ大雑把さ溢れる言葉にへんみさん大黒課長の強さが溢れている。
優しそうな田中さん平松係長ととにかく強引そうなへんみさん大黒課長の組み合わせもめちゃくちゃ好きだ〜。なんかしっくりきてしまうんだよな…。

 


沢田/保土田充さん
もう安定感が凄い。安定の保土田さんの沢田さん。
オンライン会議入ってからネクタイ締め出したり、なんか微妙に適当そうな感じがめちゃくちゃいいんだよな。知識の多さとそれに反して微妙に適当そうな態度の対比。よい。
だからこそ保土田さんの沢田さんは息をするように、食事をするように知識を吸収してそうと言うか。なんかめちゃ勉強して知識を手に入れたんです!ってより、趣味の延長として知識を得たんです〜的な(?)知識を得てそれを披露することが趣味、的な。自分が何言ってるかはよくわからん。
高野ちゃんにフラれるところもやはりインパクトの大勝利…平松係長の醜い!!はめちゃくちゃ笑ってしまいましたが。あれ、平松係長も圧倒された結果完全に意図せず口に出た言葉って感じだなって思ったんだけど、沢田さんがあの状態だから妙に説得力がある…。
で、そのあと再登場する時にボタンが外れすぎてるのも細かいなって…w どうしても思い出してしまう前回のビースト沢田。野性味が溢れている。でも気づいたらちゃんとボタン締め直したりしてて、やはり細かい…。
そしてこの方も任侠だった。平松の兄貴って一言がしっくり来すぎている。サングラス似合うな〜〜〜笑
背景がたこやきなのもじわじわくるし、美味しそうなのはもっとじわじわくる。たこやき食べたい(たこやき食べたい)

 


荒井/中山佳祐さん
中山さんの荒井くんは今回も流されボーイ全開できてくれるんだろなって見てたら!金(?)髪!!!!眼鏡!!!!あなたも!!!!チャラ井くん!!!!
眼鏡がよりチャラ感を引き出している気がする。なんだろう、なんかより業の深いチャラ男に見えたぞ…?なんでや。遊び倒してそう。働いてるけど、衣食住世話してくれる女の子がいそう。ヒモ…ヒモ?ハッ(気づき)
「やってるやん?」にそこはかとなくドヤ感が溢れていて好き。やってるから、じゃなく、やってるやん?その微妙なニュアンスの違い。察せよ、みたいな感じ。
しかしやはり関西弁がお上手…安心感がある…。でも関西出身の方じゃないんですってね!びっくり!けどほんとに安心感が凄いのが不思議。そんでここぞってとこでちゃんと声が大きくて聞きやすい〜!
しかし中山さん荒井くん、チャラ井くんでもちゃんと流され振り回され系ボーイだから嬉しい。やっぱ竹内くんに振り回されてそう〜。コーヒー飲ませてもらえないのも…なんか納得だな…。

 


竹内/長野祐さん
か、顔が綺麗〜〜〜(第一声)そんで髪型がきのこっぽくてかわいい。
最初の「そうですね」の軽さとか、ちょいちょい「ゆとり世代の後輩」って雰囲気を強く感じてよかった〜天然で何考えてるかわかんないの。失礼なこともぽろっと言っちゃう。けど表情がよく変わるから愛嬌たっぷりでなんか許せてしまえそうな…。
しかし今回の荒井くんと竹内くんが沢田さんの話をするシーン、そこはかとなくガチ悪口感があってヒヤヒヤしてしまった。笑。でも長野さんの竹内くんなら許されそうなんだよね〜悪意がなさそうなんだ。天然…。
顔がめちゃくちゃよくて絶対モテそうなのに、絶妙に所謂「陰キャラそう」な雰囲気をばっちり出せるところとか、ほんとに凄い。あつ森めちゃくちゃやってそうだもん。深夜に。
人から恋愛的な好意を向けられることにも慣れてなさそうな感じがあって、その余りに勘違いしちゃうのも納得できると言うか。それが凄く可愛い〜纏ってる雰囲気でキャラクターに説得力を与えられるの、凄いなあ…。

 


稲垣/伊舞なおみさん
伊舞さんの関西弁稲垣さん、クールさだけじゃなくお茶目さがあって好き〜!そして他の人にはないマイペースさを感じる。大黒課長が入ってきてもお構いなしでパン食べてるところとか!
そして沢田さんと荒井くんの会話を割って平松係長の話をするシーン、割り込むタイミングが絶妙で引っ掛かりなく見られるから凄い〜!あそこ話をきらなきゃだから(いや決まってるんだろうけど)タイミング難しそうだなっていっつも思うんだよね…。でも自然に入るからめちゃよかった。そしてあそこで平松係長の話をすることで、ただ呆れてるんじゃなく気にかけてるようにも見えて、よい。
「なんか負けた気になるから!」の言い方もぶつける感じがあってよかったなあ。あそこの台詞、好きなんだよな…。そして人によって色んな言い方があって面白い。絞り出すように言う人もいれば、割と明るく言う人もいる。含まれてる感情がこっちにも伝わってくる気がして凄く好きなシーンだな、と言う10回目の気づき。

 


山根/清家麻里奈さん
お通夜イレブンのみなみちゃん役がほんとにほんとに可愛くて、未だにあの可愛さが忘れられない清家さん…こちロマに出演されるのを楽しみにしてた方の一人…見られて嬉しかった〜〜〜!!!!やっぱりめちゃくちゃお綺麗めちゃくちゃ可愛い…!
みなみちゃんの時はあざとくてとにかく可愛かったけど、山根さんはとにかくかっこいい!凄い!とにかく印象がガラッと変わってて圧倒されてしまった…。
しかもバブさせるタイプの山根さん。でもめちゃくちゃ似合ってる…クールでサバサバしててめちゃくちゃ仕事できそう。へんみさん大黒課長もバリバリ仕事してそうなイメージがあるから、このふたりの関係性が尚更おかしくて異質で楽しかった。
大黒課長が娘ちゃんに「赤ちゃんと会議してる〜」って言うのを、ハァ?って顔で見てるのがよくて。あとひとつひとつの口調や表情がめちゃ好き。特に好きなのが書き込まれたコメントに対して「ようわかってるやん」って言う時の余裕に溢れたお姉さん感!好き!素晴らしすぎて目見開いてしまった。ほんとにかっこいい…。
平松係長につく宣言する時、目元がアップになった瞬間睫毛バシバシで平伏しそうになったよね…はあ…綺麗…。見てるだけでうっとりしてしまう山根さんだった!
清家さんの徳永ちゃんも見たかったなあ!可愛かったんだろうな〜!

 


高野/辰巳ゆかりさん
今日の高野ちゃんはお着物!高野ちゃんも個性が色々出てきてて楽しい。
他の人より更に元気さを感じる辰巳さんの高野ちゃん。はきはき喋ってとにかく元気。こっちも元気貰える〜!
「私にフラれた腹いせですか!?」とかばっちり二回言うから笑っちゃったけど、それをはっきり繰り返し言うことで気の強さ的なものを感じて、よい。自分の意思がちゃんとありそうな高野ちゃんだな〜と思った。
高野ちゃんと稲垣さんの旅行の話、やっぱ伏線なのかな?関西出身だったら多分だるまを知らないことは…ないよなあ…。よくよく考えたらうん?ってなるポイント。でもそれが伏線(なのかはわからないけど)だと気づく間もなく、終わった後にそういや〜!ってなるの楽しいな。
元気の良さと勢いの強さはやっぱり若さ(輝いている…)を感じるんだけど、ちゃんと一番年下の後輩ではない、落ち着いた雰囲気もあるから凄いなあとしみじみと思ったのだった。

 


徳永/野崎紗矢さん
にこにこしててきゃわいい徳永ちゃん〜!
ラストの出ていく寸前の笑顔、めちゃくちゃかわいかった。「アサイー飲もーっと♪」って、語尾に♪が見えた。あそこ、そんな感じで言う人が少ないイメージだったので、おっ!って思うと同時にかわいくてにこにこしてしまったよね。天然感とおっとり感が凄く強い癒し系徳永ちゃんだった…はあかわいい。しかし二面性徳永ちゃんを連続で見たからか、二面性じゃない彼女が凄く新鮮に感じる…w
二面性じゃないけど、だからこそふとした言葉とかがグサッとくること、あるよね。野崎さんの徳永ちゃん、平松係長の住むマンションの話された時の「そうなんですか?」に滲む至ってどうでもよさそうな雰囲気がもう潔すぎてめちゃくちゃ笑った。どうでもよさそ〜〜〜!!
山根さんとの組み合わせもかっこいい先輩とかわいい後輩って感じで眼福。しかしまあ、山根さんのバチバチさせてる空気とかを全く感じてなさそうでそれもまたかわいい。
天然って罪だよな…。

 

 

気づいたら感想も10回目だった。
たまに自分で読み返すとあの回楽しかったな〜と思い出せるので楽しい!自己満足!
でもほんとに毎回毎回色んなところが変わるし初見のような楽しさがあるから、同じ作品を10回見た!って感じがあんまりしなくて。それぞれが別の新人研修で、ほんとに楽しいなあ。全く同じ新人研修なんて一度もない!

いつまで見れるのかわからないけど、次の新人研修も楽しくなりますように!
改めて記念すべき第10回目の公演、おめでとうございます!

 

 

どうでもいいけど、今回眼鏡率めちゃ高かったな…思い出してじわじわくるな…(じわじわくる…)