よく見ればヌートリア

自分用の記録

6/28「こちらトゥルーロマンス株式会社」(ニコルソンズオンライン劇場)

 

さて早いもので6月も終わりですね。
いよいよ今年の半分が終わる…こ、こわい…なんもしてない…。
6月の新人研修も今回が最後!楽しい1か月だったなあ…すっかり週末の楽しみになっている。
前回(6/27)もカオスだったけど、今回(6/28)も凄まじくカオス!6月最後に相応しすぎる!梅雨の鬱陶しい気候を消し去るような面白さだった〜〜〜!

 

 

平松係長/田中慎也さん
四回連続ご出演お疲れ様でした…!
やはり最初がめちゃくちゃ癒される。下から横から失礼します!のリズム感に笑ってしまった。田中さん平松係長、とてつもなく癒し系だ。下からニュッと出てきたり、横からぴょこっと出てきたり、はたまたドアップになってみたり(ドアップの係長の平松です!も面白すぎた〜)単なる操作説明じゃなく、あ、もう作品は始まってるんだ!と思わせてくれるのが嬉しい〜。
永ちゃんの告白騒動の時。「悪い冗談はやめてくれ」の台詞と共に、ちょっと半笑いの混じったと言うか、なんとも言えない表情をしているのがたまらなくいい。ちょっとした卑屈さと言うか、まさか自分なんて…みたいな感情が表情に出ている気がする。徳永ちゃんのことを好きなのに、まさか自分が好かれるなんて思ってない、みたいな、素直に喜べない、みたいな不器用さの詰まったような表情。最高です…。
あと、山根さんが仲間になった時の「が、がんばろう!」がとてもよい。如何せんチーム平松の平松係長以外のメンツが濃すぎるので、不安になるのめちゃわかる。自分を奮い立たせているような気合を感じる。確かにあれは気合がいる…w
今日はついにボビーが動いたのにも笑いました。動きも相まって超シュール。作品と共に、ボビーもパワーアップしてるんだなあ…(しみじみ)

 


大黒課長/置名渓吾さん
前回出演された時はとにかくワイルドな魅力たっぷりで威圧感の凄かった(そして色んな意味で過激だった)置名さん大黒課長。
今回はエリート感溢れるスマートな上司(マンハッタンの会議室が似合いすぎる…!)、そしてそこはかとなく感じる二面性!もはや三面性!もうね、ぼそっと呟いた言葉がちょっと乱暴だったり、語尾が強くなってしまうのだったり、ツボすぎた。敬語で優しげかと思ったら、そこはかとなく裏表を感じるの。めちゃいい。そんなんみんな好きでしょ?わたしは好きだ。
「君が行くんだよ」の言葉の強さと、視線の圧。あんな風に言われたら従わざるを得なくない!?言葉もなんだけど、とにかく画面越しでも伝わるくらい視線の圧が凄くて凄くて。最高だ〜!
特に好きすぎたのが、「私は今まで一度も逃げたことなんてねえんだよ」の台詞。「ねえんだよ」。わかりますか?この「私」と言う落ち着いた一人称でありながら、語尾に乱暴さがうっすら滲んでいる素晴らしさ。圧倒された…よい…。
今日の大黒課長のニックネームはペプちゃん!最初は山根さんの言葉にも反応が薄くてなんて酷い男だ!!クソッ付き合うならわたしと!!!!(?)って思ったけど、「いつものペプちゃん」になってからはらぶらぶで可愛かった〜!とんかつちゃん…
山根さんが無邪気だったからふたりできゃっきゃしてたの可愛すぎた。銃刀法違反!殺人未遂!窃盗罪!Zoomの枠を飛び越えんばかりに動き回るアグレッシブすぎるふたり!
オネエもめちゃくちゃハマってた!オネエだった!今日の変身MVPは大黒課長なのでは?色んな顔が見られてたのしかったー!

 


沢田/立山誉さん
立山さんの沢田さん2.0。眼鏡をかけて登場してきた時の「インテリぽい〜!」と言う印象から、話し出すと「あれ?なんかおかしいぞ…?」となる違和感…立山さんはどの役をされてても何が飛び出してくるからわからないから第一声がどうなるのか毎回めちゃくちゃドキドキする!笑
今回はまさかのオネエ。かわいかったー!語尾とかの伸ばし方がめちゃくちゃかわいいの。
「そう言われましてもぉ〜!」とか。あと「効果的です!」の時の決めポーズ(?)もとてもかわいくて頭に残る…アフタヌーンティーしてるのが似合う乙女なオネエだった。同じくオネエキャラで行ってた荒井くんとふたりで話すシーンは女子会みたい!凄く和んだ!あったかい背景は訳わかんなかったし「無茶振りブス!」はアホほど笑ったけど…w
持ってるハンカチまでかわいいんですよ。シンデレラかな?とりあえずめっちゃファンシー。細かいとこまで抜かりなくていいな〜!
しかし単なるオネエキャラ一本で終わらせないのがこちロマ。高野ちゃんに告白するシーン、「男」に戻った沢田さんのかっこいいことよ…!それまでがキラキラ乙女風味なオネエだったから、余計にそのギャップでときめくときめく。あれはずるいですよ…。ガラッと変わった声色の素晴らしさ。あれが高野ちゃんじゃなければきっと上手くいっていた。間違いない。
しかし相手が高野ちゃんなので、その後更にキャラの爆発が起こってしまうのであった。ほんとうに、ずるい。と言うか何気にちゃんと序盤の背景ネタを拾っていてビビる。立山さん引き出しいくつ持ってらっしゃる…?

 


荒井/小谷真一朗さん
先週の「死んだ魚の目」と評された竹内くんから一転、今回は髪も金髪で雰囲気の全然違う荒井くん!だけど荒井くんも何か様子がおかしい。
オ、オ、オネエだ〜〜〜!!!君もか〜〜〜!!!
同じ空間にキラキラかわいいオネエが二人いると言う事実。めちゃくちゃ濃い(そして後に更に濃度を増すのである…)
小谷さんのオネエ荒井くんも可愛かった!口調がかわいいのは沢田さんと同じく。特に「わかったわよぅっ」が可愛すぎて震えた。オネエ沢田さんよりキャピキャピしてるイメージだったなあ。仕草とかもめちゃくちゃかわいい、両手をグーにして口元に持ってくぶりっこポーズとか、人差し指を口元にあててみたりとか。なんか沢田さんよりノリよくやってたように見えたのは、素があれだからか…?
しかし早々に素を出す荒井くん。まあ、チャラいですよね。チャラいと言うか、パリピっぽい。「まじのすけ!!??」とは、一体。あと「やってっからさあ」のドヤ感と軽さが個人的に歴代荒井くんで最強だった…きっとコーヒー飲めないのすら心から楽しんでいるタイプ。
キャピキャピオネエとパリピなチャラ男のハイブリッドは濃すぎる!!ほんとにどっちであろうと濃い。薄まる瞬間が一切ないんですよ。さながら降りずに登り続けるジェットコースター。
だけどどちらも違和感なくハマってしまってるのが凄いんだよなあ。切り替えにびっくりしつつも、なんかおかしくない?ってならない。しみじみと凄かった…。
とは言えあの状況でちゃんとオネエしてた荒井くん、割と根は真面目くんなのでは?(なのでは?)

 


竹内/井澤こへ蔵さん
竹内くんもゆとりくん、気弱くん、無表情くん、とにかくバラエティ豊かになってきましたが、井澤さんの竹内くんは宇宙人だ…と今回しみじみ思った(個人的なイメージです)
表情も決して無表情ではないんだけど、何考えてるか全然読めないんだよなあ。よい。
稲垣さんの熱唱を聞いている間の顔が完全に無…と言った様子でめちゃくちゃ好き。心ここにあらず。かと思えば平松係長のことを「正直気持ち悪いですよねっ!」って言った後ににやっとしているのもなかなか…ちょっとした悪意があるのかないのかわからんとこが凄くいい!あと、荒井くんに「可哀想ですね…」と言う流れがマジのマジに哀れんでいる感があって笑ってしまった。
そしてオネエ化した時の勢いが凄い。爆発した感じがある。
個人的に、生贄にならずに済んだとこの「ヤッタァ!」がめちゃくちゃ好きでした。よかったね!!と言いたくなってしまった。井澤さんの竹内くん、一番読めないんだけどちょいちょい勢いの良さがあっていいんだよな〜〜〜!

 


稲垣/井筒佳苗さん
なんだか今回の稲垣さん、お上品。語尾がスッと抜けていく感じ。
前回の井筒さんの稲垣さんはパキッと強い関西弁のお母さん!って感じの印象だったんだけど、今回はクールさが強くて且つベテラン社員〜!ってイメージだった。
けど女子社員が関西弁キャラに変わった瞬間からの強さ…!w めちゃくちゃ強かった。ドスが凄い。震える。
あそこ、実質男女逆転してるようなものでマジでめちゃくちゃ面白いな!って思った展開なんですが、稲垣さんがその筆頭を走り抜けている感すらあって、それが意外で面白かった〜〜〜。
もうノリノリなんてもんじゃない。もはや罵詈雑言が飛び交っている。今まで見た中で一番カオスだったかもしれない…。
沢田さんと荒井くんのオネエふたり組に対する駄目出しも面白くて…荒井くんのオネエはそんな下手じゃなかったよ!?となったけど、沢田さんのオネエはもはやオネエかさえわからない、何がなんだかわからない…同意でしかない。あそこで容赦なくパシーッ!!って突っ込むの、稲垣さん!って感じでよかったな〜!

 

 

山根/乃緑さん
乃緑さんの山根さん、久しぶりだ…!嬉しい!
乃緑さんの演じられる山根さん、パワーがあって元気良くて凄く好き。体育会系のオーラ。さっぱりしててかっこよくて、でも大黒課長とふたりのシーンではほんとに可愛くて、魅力的すぎる〜。高野ちゃんを演じてらっしゃった時もなんだけど、その溌剌さにこっちも笑顔になってしまうんだなあ。先輩になってほしい(願望)
ガッツポーズしたり動きが豊かで大きいのも素敵…台詞の言い回しだけを聞いても楽しく、目で見ているだけでも楽しい。かっこいいのにかっこいいだけじゃなく、コミカルさもあってほんとに…好き…(好き…)
大黒課長に「さすが山根くんだね」って言われた時、ちょっと嬉しそうに笑っていたように見えて、ああ〜ほんとにこの人のことが好きなんだなあと思ってにっこりしてしまった(まあその事実を既に知ってるからなんだけど)。
だからその後の大黒課長とのシーン、最初は大黒課長冷たくない!?って思って、やめたほうがいい!やっぱ不倫はよくない!ってショックだったし憤ってしまった(…)ものの、魔法かけてからはめちゃくちゃ仲良しで可愛くて安心した〜!安心しちゃいけないんだけど〜!不倫だから〜!
そして「いつものペプちゃんにな〜れ♡」「窃盗罪!」「恋のダイソン」その他諸々パワーワードがとにかく勢いよく飛び交う疾走感…。「とんこつちゃん」にもさらっと違和感なく反応しててその臨機応変さも最高〜〜〜!!
あと荒井くんに自分につきなさいと迫るところ、もはやあけすけすぎて笑った。コーヒーを飲ませる、が一種の隠語であることを隠していない。オープンが過ぎる。もうここら辺の流れが面白すぎて上手く表現する言葉が出てこない…敗北…。
ほんとにとっても可愛かったしかっこよかった。最高だった。ありがとうございます…。
ところで徳永ちゃんへの「平松係長が白いご飯なら徳永ちゃんは海苔、ふたりでひとつ、おにぎりよ」が今回一番の秀逸さだった。色んな意味で納得(納得)

 


高野/里見桃子さん
里見さんの高野ちゃん、笑顔がほんとに可愛くて大好き!八重歯がチラッと見えるのがほんとに可愛いんだよね…(前も言ったな)
ずーっとにこにこしてるし、オーラもほわほわしてて癒される…。
沢田さんの告白に対して「はい…はい…はい…」の連打、めちゃくちゃ困ってる感を出してしまうのが逆に酷くて笑ってしまったんだけど、その後がもう、凄い申し訳なさそうな顔しているように見えて、ほんとに素直ないい子なんだなあと思った。沢田さんはお気の毒ですけれども。
かと思えば関西弁化の下り、もーーーめちゃくちゃ生き生きしてて笑ってしまった。輝いている。あの可愛さから一転ガッツリ圧かけて関西弁で罵ってくるの凄すぎやろ…強い…。
今回はとにかくみんなギャップが凄すぎて全員優勝!って感じだったけど、意外性と言う意味でビビらされたのは高野ちゃんかもしれない…笑 普通の流れ(一番緊迫したシーンとか)でも演技派だな〜って思うけど、今回はもう完璧すぎて…。
あの流れ、ほんとにもう一回見たい。ずっと笑ってられる気がする。高野ちゃんの生き生きした姿と輝きでずっと笑顔になれる(確信)

 


徳永/山片藻絵さん
山片さんの徳永ちゃん、どこをとってもめちゃくちゃキュート。女の子〜!って空気感がたまらなく可愛い。ので、徳永ちゃんと言うキャラクターに対する説得力が凄まじいんですよね。可愛い…(可愛いしか言ってないなほんと)
いっぱいピースしたり、きゃっきゃ笑ってたり、も〜〜〜こんなん平松係長じゃなくても好きになってまうやろ〜〜〜。わたし、平松係長の気持ち、めっちゃわかる(わかる)
と言うかビール1ケース飲むってなに!!??さらっと言ったけど衝撃的すぎてめちゃくちゃ笑った。強い。
山根さんに「荒井?沢田?竹内?」って聞かれてる時、もうずっとにこにこしちゃってるのがほんとに可愛い!気持ちを隠せてないみたいで徳永ちゃんの天然さがめちゃくちゃ溢れ出ている…。その後平松係長のメンタルの話になった時、「まさかあ〜うふふっ」って笑うのがまた…と言うか山片さんの徳永ちゃん、とにかく表情が豊かで素敵過ぎる。ちょっとむくれたような顔してたり、かと思えば「祝福していただろう」のとこで幸せそうに笑ってたり…そう言うのほんとに好き!!!!(好き!!!!!)
関西弁も圧より可愛さが凄まじくてほのぼのしてしまった。すみません。ボケェ!が可愛すぎた。
い、言われたい…………(隠しきれない本音)

 

 

 

 

この半年、1〜2月は楽しかったけど、3月からはもうほんとに楽しみが全部なくなって、先も見えないし、一体何を糧に生きていけば…?いつまでこんな生活を…?みたいなことを考える毎日でして。自分が行かない舞台やイベントでも中止や延期のお知らせが流れてくる度にそりゃもう凹んで凹んで、仕事してる最中にそれをふと思い出してひたすら落ち込んだりもして。
でも5月からこの作品が始まって、それから今日までほんとに楽しかったな〜!なんにもできないしなあと思っていつの間にか楽しみじゃなくなってた週末が、また楽しみになった瞬間だった!うれしい!ありがとうございますしかない!

 

もうほんとに楽しいしか言えないのがめちゃくちゃ悔しいのですが。でもほんとに楽しい〜!
色んな素敵な役者さん方にも出逢えたりして嬉しいな〜。新作もめちゃくちゃ楽しみだけど、こちロマもまだまだ楽しみ…。

今週も楽しい新人研修をありがとうございました!
よし、おしまい!