よく見ればヌートリア

自分用の記録

6.14「Eschaton(エスカトン)」(オンラインイマーシブシアター)

 

 

6.14 11:00〜(現地時間 6.13 10:00〜)
オンラインイマーシブシアター


オンラインイマーシブシアター「Eschaton」。
Twitterで回ってきた情報を見て興味を抱いたのは5月の半ばぐらい?
海外のイマーシブシアター。本来ならば現地に行かなければ絶対に体験できない作品が、今ならオンラインで、家から楽しめる!しかもまだ試験的な?公演中と言うことで、日本円にしてもお安い!普通ならまず現地に行かなくてはいけないと言うあまりに高いハードルがあるのですが、今回はそれを考えなくていい…!


まあ、オンラインでも言語の壁は少なからずあるのですが。けど、それを差っ引いても興味を抑えきれねえ…!と言うことで、お友達と三人で回を合わせて参加してきたよ!
めちゃくちゃ楽しかったので、ネタバレなしの覚書。

 


1.Eschatonって?
かの有名な「SLEEP NO MORE」と「Then she fell」のカンパニーが作ったオンラインイマーシブシアター。メインツールはZoom。Zoomなんにでも使えるな!すごいな!
Eschatonはエスカトンと読むそうです。
「俗世でのよい行いと悪い行いに応じて神が人間の運命に判決を下すハルマゲドンに続く時間の終焉における日」と言う意味だそうで。
作品そのものは、不思議なナイトクラブ?のような場所が舞台。とても不思議で美しい。
詳しいストーリーとかは…英語わからんからまっっっったくわからんかった!ごめん!マジで英語力皆無!でも楽しめたよ!!!

 


2.チケットを取ったよ
Eschatonは海外公演なので、勿論チケット販売サイトも英語。住所やらなんやらの入力も英語。まずここで心が折れかける。なんで、なんでこんなに英語の申し込みはややこしいのか。
でもいま考えたらページ内の英語はGoogle翻訳でどうにかなるし(Google翻訳の精度すごない?)、表記方法も調べたらポンポン出てくる。そして大体、力技でどうにかなる。なった。力こそパワー。
当然時差があるので、公演時間も気をつけよう。公演は現地時間で毎週土曜日22:00から。日本時間だと、日曜11:00から。
1時間前にURLの書いたメールが来ると言うことを忘れていて、いつくるんだ?もしかして時差勘違いしてた?えっ…?ってなってしまったよね。
公演寸前だと何度かメールをくれるので親切。ちなみに当たり前ながらメールも英語なので、Google翻訳さん大活躍。様々やで。ありがてえありがてえ。

 


3.カメラとマイク
チケット取ってから一番不安だったのがこれ。
出来るだけわたしはカメラを使いたくない。写りたくない。そして英語も全く喋れないから、マイクバンバン使うアレだったらどうしよう…と小刻みに震えていた。必須なのかそうじゃないのか、調べてもよくわかんないし。
結論から言うと、必須ではありません!!!!やったね!!!!わたしはずっとオフ。でも普通に楽しめた。オンにしてたら多分キャストさんに認識されるかもしれないし、マイクで話しかけてる人もいたし(そして部屋によっちゃ会話してくれる)、抵抗なければオンにしてもいいかも。
公式のFAQに「服装は自由、でもナイトライフを楽しむような格好がいいかもね!」的なこと書いてあるし、服装キメて、バーチャル背景もそれっぽいやつで参加したら没入感上がって楽しそう。

 


4.肝心の感想だよ
直前に貰えるメールから、オープニングを待つ待機ページ?まで、とにかく雰囲気が凄い。怪しさ満点。何が始まるかのドキドキ感が凄い。
カウントダウンが終わるとOPムービーが流れるんだけど、英語が、英語がさあ、できないからさあ、もう、わっかんねえんだわたし…!「open」しか聞き取れなかった。それすらあってるかわからん。同時翻訳できる英語力がほしい…多分ストーリーに関わる話をしてるんだと思います。わかったらストーリーに関してもより理解ができるのかも。

 

それが終われば、いよいよ本編です。
ここからがエスカトンの凄いとこ。とにかくオンラインと言うツールをフル活用。
「自由に移動なんてできないんじゃない?」「結構制限されちゃうんじゃない?」なんて不安を裏切るように、とにかく自由度が高い!


これは他の方もレポであげてらっしゃったからネタバレではないと信じて書くけど、まずはページに表示された4つのドアから好きなとこを選んで部屋(Zoomの会議室)の中へ。中には誰かしらがいて、しばらくそれを見ているとスタッフさんがチャット欄に他の部屋とその部屋に入るためのパスワードを書いてくれる。そこからまたひとつ選んでページのパスワード欄に入力したら、今度は別の会議室に!


それをひたすら繰り返し、参加者は次々に部屋を回っていく。勿論行く部屋は自由。ある部屋が気に入ったらずっとそこにいてもいいし、飽きたり合わないなと思ったらすぐ抜けて別の部屋に行ってもいい。部屋の中の過ごし方も自由で、パフォーマンスをじーっと見ててもいいし、チャット欄でコメントしてもいい(余談ですが海外の人たちのコメントセンスがキレッキレでめちゃ笑った)、英語ができるならキャストさんに話しかけられる部屋もある。
部屋の中で見られるパフォーマンスも多彩で楽しい。わたしもお気に入りの部屋を見つけてしばらく観察してしまった…Naked RAT…


おまけになんか仕掛けがある…?あるよな?英語力と他の力も必要だけど、それを解き明かしたら多分もっとストーリーの理解が深まるのかもしれない。


とにかく自由度がめちゃ高い。不思議で美しく、少し不気味なナイトクラブで、1時間なにをしてもいい。最高…。でも1時間全然足りないです。見てない部屋もたくさんあるし、仕掛けも解けてないし、気になるところたくさんある!

 

1時間経ったらうろうろするのは終了。
もう一度ページに戻り、EDムービーを見て、現実の世界へ戻ります。


ほんとに夢を見てるかのような時間。没入感凄いけど、世界観が凄く不思議なので今まで参加したイマーシブとはまた違った没入感がある。
非現実的な世界に迷い込んだみたいなドキドキ感、今自分はなにをしてるんだ…?みたいな不安定感。それが凄くいい。不思議な体験だった…。

ちなみに今回は同時に参加したお友達と通話しながら楽しんだよ。
この部屋でなんか面白いことしてる!とかここヤバイ!とか、あっち見てくる!とか言いつつ、色んな意味を考えながら見るのもたのしい。
でもなんか電話を使うこともある…らしい…?あるのか…?ここら辺はわからん。

 

英語力がマジでミリもないわたしでも楽しめたので、行きたい!けど英語がな〜!って人にもおすすめ。勿論ストーリーの理解は英語力がある方が断然深められます。けど、なくてもあの不思議な世界観は楽しめる!
シュールで不気味で不可思議。不思議なナイトクラブだったなあ…。

いつまでやってるかわからないけど、8月公演までは決まってるらしい。割とあっさり埋まっちゃうので、行きたい人は気をつけてチケットページ見たほうがいいかも。
わたしは7月の公演押さえた!たのしみ〜!


(これはマジのマジで余談なんですが、ギャラリービューにするとカメラオンにしてる人の姿が見れるのね。楽しむ環境がほんとに様々で面白い…w 家族+イッヌで団欒しながら見てるファミリー、大丈夫か…?)